塩のひみつ

「天然塩」「自然塩」より何を見る?塩のラベルを読む5つの軸

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まず知りたい3つのこと

  • 食用塩公正取引協議会は「天然塩」「自然塩」を使わない表示ルールを説明しています。
  • 原料の採取地、加工地、ブランド名は同じ意味ではありません。
  • 原料・産地・製法・粒・用途を分けて比較すると選びやすくなります。

なぜ「自然」という言葉だけでは選べない?

言葉の印象から、おいしさや健康上の優位性まで読み取ることはできません。食用塩公正取引協議会は、定義があいまいで誤解を招く表示を避けるため、「自然塩」「天然塩」を使わないという規約の考え方を説明しています。みるじおも、こうした言葉を商品の優良性を示す分類にしません。

比較する5つの軸

軸 読む内容
原料 海水、原料塩、調味料など何から作るか
産地 原材料表示と製造者の所在地を混同しない
製法 天日、溶解、平釜などの工程
粒 細かさ、形、湿り気。表示だけで不明なら確認する
用途 溶かす、振る、仕上げに粒を残すなど自分の使い方

地名の入った製品を例に

伯方の塩には地名が入っていますが、メーカーは輸入天日塩田塩と日本の海水を原料として表示しています。名称から原料の由来を想像して確定せず、ラベルを読むことで、実際にどのように作られた塩かを知ることができます。

「天日」と書いてあるときの注意

工程は一語ではなく、並びを見ます。例えば海の精 あらしおは「天日、平釜」という表示です。天日で濃縮したあと釜を使うこともあるため、「天日という文字がある=加熱しない」とは判断しません。詳しくは海水から塩ができるまでへ。

最後に料理へ戻す

表示を読んだら、今夜どのように使いたいかを考えます。ステーキの下味と仕上げでは求める粒の扱いが異なります。比較の軸を増やす目的は難しい言葉を覚えることではなく、購入後の使い方を想像できるようにすることです。

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参考資料

食用塩公正取引協議会・規約の概要、同・用語解説、各製品のメーカー表示。2026年10月8日確認。規約の解説と、編集部の比較提案を区別しています。

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